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整体習得への道<自伝>④

更新日:2022年12月8日


虹色の目を持つ人

人を押すことにあたり、たくさんの本を読んだ。


解剖生理、運動、筋肉、骨・・・。


読んで何となくわかる→人を押す→体が平面じゃなく立体じゃん!


当たり前のことだが、人は立体である。


そう3D。


本は平面である。


ここが苦戦した。


頭の中で、体のイメージが立体に出来ないのだ。


骨の模型を触っているのに、人を押すと、実際の人間の骨がイメージできない。


いや、イメージしたつもりだけで理解できていない。


考えても考えても、なかなかできない。


どこかに、検体(実際の人間の解剖してあるやつ)は無いものか?


そんな時、テレビCMで「人体の不思議展」というのが流れた。


これやんけ!


人の体を見世物にしている、少し変わった展示会。


筋肉だけになった状態や、自分の内臓を自分で持たせている標本、筋肉を一枚ずつ切り離された標本・・・。


体操のポーズをした標本。


よくよく考えれば、問題のある展示会だ(笑)


その時は、とにかく骨盤が見たくて筋肉が見たくてすぐに行った。


2回も(笑)


触ってダメと分かっているが、標本に整体してみた。


実物は、なんと素晴らしい勉強素材だろう。


頭に、やっと立体の人体図が入った。


それ以来、患者さんに整体する際、何をどう触っているのかわかるようになった。


整体の内容を理解すればするほど、楽しくなってきた。


次に続く・・・。






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