まるじゅう整骨院

​2023年7/7～10　第71回全九州高等学校水泳競技大会in SAGA AQUA
みなさん。４日間お疲れ様でした。
終わってみればあっという間でしたね。楽しかった〜。

この大会が鹿児島高校として出場する最後の試合だった選手、インターハイに行く選手、１・２年の選手。
本当に、嬉しさと悔しさと楽しさがいっぱい詰まった大会だったですね。

私は、すぐ泣いちゃうので、最後のミーティングでは短めにお話しします。
なので、文章で失礼します。選手のことばかり書きます。

私が、鹿児島高校のトレーナーになって3年目。
珀弥君が入学した時から始まりました。
早いもので、はっくんも最後の九州高校でした。
小学生くらいかな？からずっと体を触らせてもらって、成長を横で見ていました。
細くてメガネかけていた頃が懐かしいです。
体が大きくなり、背も伸びて、泳ぎも体格に合ってきて、一気に上位に入るようになりました。
ただ、それをコツコツ積み上げていった、はっくんがよくやったと思います。
まじで、丁寧に積み上げていくこと、どんな時もコツコツと。
１年目はインハイに行けず。口から出る言葉も、やらかしたっとかそんな感じ。
2年目でやっとインハイを掴み取りました。この時あたりは、口から出る言葉も変わっていました。
そして、今年ラストの九州高校。
200mフリーは標準タイムに届かず悔しかった。多分、何やってんだって思ったんじゃないかな。
理由は自分で分かっていると思います。

早﨑愛莉さんも、2年のインターハイので標準タイムを切れなかったことの悔しさ。ものすごかったと思います。
いつ会ってもマスクしてるし、淡々とルーティンをこなすし、めっちゃ努力を積み重ねているはずです。
去年の九州高校から2秒タイムを縮めています。女性の2秒。
半端じゃない努力があったはずです。鼻血流してたんじゃないかな？そんなことはないか。
まじで泣けます。

愛月さんもめちゃめちゃ頑張ってきたはずです。耳から血が出たかもしれません。
悔しくて悔しくて、いろんなことが悔しくて。
海響くんも愛凌くんも海輝くんもさっつんもすごいと思います。

ただ、努力は必ず結果につながるとは限りません。どんだけあがいても近づくことはできても、掴めないこともあるんです。
でもね、インターハイが全てじゃないんです。
このあがいてあがいて掴めないことを経験すること。これまた半端じゃない経験なんです。
両方とも、最高の経験なんです。
必ず、あなたの財産になっています。本当にすごいんです。

卒業しても、同じです。
自分の道を足掻きながら進む。このことを知っていること。
これはめちゃめちゃ強いです。

3年間一緒にいることができて幸せに思います。
これからも、もっと面白いことが出てきます。
ずっと応援しています。
自分も努力を積み重ねようと強く思います。

本当に感動をありがとう。
ありがとう。

​鹿児島高校水泳部専属トレーナー　佐竹剛紀