実際に整体を初めて自分なりに思ったこと。
大切なことは、自分のイメージと現実を同じにしていくこと。
ここで、少し私の感覚を書かせて頂きます。
筋肉は、丸い円柱上の両端が、すぼまっていく感じのもの。
これが、体の痛い人は、円中の断面の一部が角ばっている感じ。
四つの角がある中の1つがすごく角ばっている感じだ。
この角を骨に向かって押すと痛い。
押し方を工夫すると緩んでいく。
骨に向かって押さない場合は、伸びるだけで緩まない。
こんな感じ。
今でも覚えているが、首の付けの痛みをとる場合に、肩甲骨の少し内側のワイヤーみたいなイメージの固い筋を押す。
何度も何度も押すが痛みが取れない。
師匠である親父にかわってもらって、親父の押し方を観察する。
角を押している。
やはり自分の感覚は間違っていない。
すぐさまやってみた。
痛みがとれるではないか!
自分の引き出しが一つ増えた瞬間であったとともに、考え方の方向性がわかった気がした。
膝の痛みの治療の際の、太ももの前側の筋肉の硬さ。
この硬い部分の弛め方も、角を取るように押すととれた。
やはり、間違っていない。
その他にも、たくさんの方の体に応用できる考え方だった。
しかし、また壁が出てきた。
脳血管障害(脳梗塞、脳出血等)をしたことがある方は、筋肉に角があまりない。
丸いまま縮んだようだ。
押した際の痛みの感じ方も鈍い。
麻痺があるから当然だが、押した後の弛む反応が起こり難いではないか。
なかなか難しい問題である。
次回に続く
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