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整体習得への道<自伝>①

更新日:2022年12月8日


ブロッコリーを食べる男性

私は、整体業界のサラブレッド。


某整体学院の立ち上げから関係している父のもと、小学生からそばで見てきた。


兄と遊んでいる中に、矯正をして骨を鳴らし合う遊びがあった。


気づいたら、大体どこの関節も狙って矯正ができるようになっていた。


自分の骨も同様である。


 高校のラグビー生活が終わった後、「人が足りないから、整体の基本(資格)を習ってきて、手伝わないか?」と、父に誘われた。


整体の資格とは、民間資格なので、国家資格のように難しいカリキュラムや試験がない。


3日間の研修後、ホテル整体というものについた。


ホテルに泊まった際、部屋の電話の横にあるマッサージしませんか?の整体バージョンである。


故郷広島は、整体が盛んで、ホテル整体になっている。


 初日で、いきなりのデビュー(17・18歳くらいの高校生)。


人員不足の為、私しかいないから当然である。


 自分の武器は、最初に習った基本のみ。


 電話がなり、部屋に行った。


「えらい若い兄ちゃんじゃな」と突っ込まれたのを覚えている。


50分5000円(お客様が払うお金)の始まりである。


ベッドに横になっている人をひたすら押した。


基本のみをひたすらに何度も。力加減は聞いた。


ちょうどいいといわれる強さに。


結構強いな。爪痛っ。


 終われば汗だくで、爪の付け根が痛くてしょうがない。


あっという間の50分だった。やることに精一杯で、お客様が喜んでくれたか覚えていない。。。


次の日、爪の付け根が内出血をしていた。人を治すなどみじんもなく、ただ押しただけのデビュー戦だった。


次に続く








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