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整体習得への道<自伝>⑤

執筆者の写真: tsuyoki3838tsuyoki3838

更新日:2022年12月8日


洞窟で石を探す人

引き続き整体の修行に励む。


施術で、痛い人の何をどうすればいいのかがわかってくると、ホテル整体の内容も向上してきた。


相手から「楽になった」と言われることが増えてきた。


ここだけの話、チップ制が日本にもある事を知っているだろうか。


ありがたいことだ。


 こんな時こそ、すぐ次の壁にぶつかる。


このタイプの腰痛はこれで楽になる!という自分の引き出しが無くなるのである。


簡単にいうと、同じような痛みなのに、全然効果が出ないのである。


何かのスキルを習得した経験のある方は共感していただけると思う。


 押す強さを変えたり、深さを変えたり、角度を変えたりするが、効果が出ない。


そう思うと、突然、痛みが取れたり、筋肉が緩んだりする。


本当に訳がわからなくなる。


 こんな時、師匠である親父が近くにいてくれた。


当然、同じような壁を乗り越えてきている親父だ。引き出しの数を増やしてくれた。


非常にありがたい。

 

 後は、自分の中で仮説と検証を諦めず楽しく繰り返す事で、自分なりの感覚と痛みをとる引き出しを身につけていった。


改めて言うが、親父が方法を伝えてくれるから、悩む時間が少なくて済む。


これを、全て手探で行うのは、本当に大変で、時間かかかる。心へのストレスも半端ないはずだ。


余談だが、後に、成人してから整体を通して親父と仕事を何年かするようになる。


今までに無い濃密な時間を親父と過ごす訳だ。


最初は、嫌で嫌で、腹が立って仕方がなかった。


10円ハゲは2回出来るし(しかも前髪の上に)、ラリルレロが言えなくなるし。(ともに1年の間に)


 しかし、それも過ぎて見れば楽しい思い出になった。


親父とも、いい時間をたくさん過ごせて本当に幸せなことだった。


まだ生きてるけど。


尊敬する人でもあり、整体の師匠でもある親父に涙が出る。


本当に親父と兄貴の話は、すぐ泣きますので。


 しかし、いくら好きでもすぐ福岡で独立する流れになるから、なかなか会っていない。


今は、鹿児島にいるし。コロナが去ったら、久しぶりに会いに行こうかな。余談でした。


次に続く






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