• tsuyoki3838

整体習得への道<自伝>⑦

 大学を辞めたら、荷造りをして帰るだけ。レンタカーを借りて、引越しをした。友人に手伝ってもらい、共に泣いた。大阪から広島までも、一緒について来てくれて。

 実家に荷物を持って帰った際、母から「あんたは辞めると思ってた(笑)。せめて、荷物運ぶ日ぐらいおしえんさい。」この時、言っていなかったことに気づく🙇‍♂️

引越しの終わった大阪の家は、簡単な布団のみ。単車に乗っていたので、最終日は、単車で帰る。布団は捨てる。

 大阪のみんなに感謝している。乾杯を歌ってくれて有り難う。


11月1日から、整体師見習いとして、師匠である親父の鞄持ちをはじめた。佐竹家は縦社会である。仕事中は、絵に描いたような子弟関係。今時珍しいだろう。週1日の休みの日は、経理の勉強。日々やる事が明確だった。この時の自分の目標は、1人でも生きていく力を自分につけることだった。大阪の友人たちの抜けた心の大きな穴を感じながら前進した。音楽は、ケツメイシの過去現在未来。



 さて、整体の方だが、実際に仕事レベルとして本気に取り組むと、猛烈に難しい。痛みが取れると地元で評判の、アーバン整体。いきなりの私が出来るレベルではない。最初は、見学やメモ取り、自宅での練習等が数ヶ月続く。師匠が仕事中は、横で立って見学。座ることはない。

 痛みを取ることに特化した整体院。いきなりすごいレベルだった。痛みが取れないといけないのだ。ある程度になると、患者さんを押す機会を与られる。当然、最初は、お付き合いでさせていただけるが、次からは、そうはいかない。大先生にしてもらうと言われる。もう、めちゃくちゃ悔しい。たまらない。自分の下手さが更に腹立たしい。取れない痛みは、師匠にとってもらう。改めて書くが、親父は猛烈に整体がうまい。痛みをとること、相手が力を抜いて施術を受け入れてくれること、全身からでる優しさ、人の温かさ。整体をするために生まれたのかと思うほどだ。親父が施術する通りに痛みが取れていく。すぐ横で見ていても。同じことをしているようなのに、すべてのパターンの痛みが取れている。凄すぎる。


はっきりわかったこと。

【整体とはアートである】


次回に続く。

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