整体道も、大学受験という壁が立ちはだかってきた。
そうだ。私は、このとき18歳。
ただ、その時期になっただけだが。
家にいても勉強はしないものの、ホテル整体のお客さんの待ち時間に勉強をする。
受付も遅くまでだから、なかなか進むではないか(笑)
ちなみに受付終了は、24時である。
高校三年の夏くらいから、ラグビー部の活動が忙しくなり、学校→部活→ホテル整体→帰宅(深夜)。
今思えば、たいしたことないが、当時の自分では、精一杯だった(笑)
いろいろ考え、大学進学を機に、整体から離れることになる。
この時の私は、整体も楽しかったが、まだ、仕事にしていこうとは思っていない。
華の大学生活を夢見ている(笑)
アメフトに合コン頑張ろうみたいな感じである。
華の大学生活が大阪で始まった。
大阪の難波(通称ミナミ)に、アメリカ村(アメ村)というエリアがある。
ここで、アパレル店員のバイトをしていた。
服の有名ブランドは何でもある場所だ。Supremeにエイプ等々。
友人も増え、鹿児島でいうと、天文館アーケードの全員が友達みたいな状態になった。
楽しい毎日だった。
しかし、友人とカラオケに行っていて、楽しく歌っていた時だ。
ただ楽しいだけに気が付いた。
自分の人生何するか?
それからすぐ事件が起きた。
大阪の八尾駅にいた時、「母の体調が悪くなり入院した」との一報が、親父よりきた。
なぜか、涙が溢れてきた。
自分の19年の人生を振り返ってみて、一番充実した日々はいつか?
一番楽しかったものは何か?
考えた。
結論として、ラグビーをしながらホテル整体をしていた時が、一番楽しかった。
整体師になることを決めた時だった。
次の日、大学を辞めた。
・・・親に言うのを忘れていた(笑)
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