
「毎日肩こりがひどい…でも、食事が原因になるなんて考えたこともなかった!」という方も多いのではないでしょうか。
実は、肩こりと食生活には密接な関係があります。
日々の食事を少し意識するだけで、肩こりの軽減や予防につながります。
今回は、肩こりのプロである肩こり評論家ツヨキが、「肩こりと食事の関係&避けたい食べ物や取り入れたい栄養素」について解説します。
1. 【肩こりを悪化させる食事?】知っておきたい食生活と肩こりの関係
肩こりを悪化させる食事を回避すれば、肩こりが楽になります。
なので、食生活を見直すことが重要になります。
2. 理由
肩こりの原因は、筋肉の緊張や血流不足、そして炎症などが挙げられます。
これらは食事から摂取する栄養素によって悪化することもあれば、逆に改善することもあります。
たとえば、血流を悪化させる食べ物や、炎症を助長する食品を摂りすぎていると肩こりが慢性化します。
3. 具体的な食事のポイント
1. 避けたい食べ物
高脂肪食品(ファミチキ、ウインナーなど)
血管が詰まりやすくなり、血流が悪化。筋肉への酸素供給が減少し肩こりを助長します。
砂糖の多い食品(チョコレートやクリーム類、ジュースなど)
たくさんの糖分を摂取すると体内で毒素が発生します。これが炎症を引き起こし、筋肉の緊張を強めます。
塩分の多い食品(インスタントラーメン、漬物など)
塩分はむくみを引き起こし、毛細血管を圧迫するので肩周りの血流が滞る原因になります。
2. 肩こり改善におすすめの栄養素
マグネシウム(ナッツ類、ほうれん草、アボカド)
筋肉の緊張を緩和する効果があります。
ビタミンB群(豚肉、大豆、バナナ)
筋肉の代謝を助け、疲労回復をサポート。
オメガ3脂肪酸(青魚、亜麻仁油、チアシード)
炎症を抑える効果があります。
鉄分(赤身の肉、レバー、海藻類)
酸素供給を促進し、血流改善に役立ちます。
3. 水分補給の重要性
水分不足は血液の流れを悪化させ、筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなります。
一日1.5~2リットルの水をこまめに摂取することを心がけましょう。
4.経験談
患者さんを毎日診ていると、生活習慣病の人は肩がこっています。
刺身に醤油をべったりつけるとか、スナック菓子がストレス解消の方とか。
確かに美味しいですよね(笑)お菓子を食べ終わった後、指まで舐めちゃったりして。
こんな方が病院へ行くと、「塩分摂りすぎですね。減塩してください」って言われます。
すると、この方は「味がしない」「おいしくない」と言います。
まさに、塩分のとりすぎは美味しい以外メリットありませんね。
肩こりを解消させたい方は、よく考えて食べてくださいね。

5. そんなん無理だ!
「忙しくて栄養バランスのいい食事なんて作れない!」という声もあるかもしれません。
確かに完璧な食生活を毎日続けるのは難しいですよね。
ですが、スナック菓子をナッツに変えたり、インスタント食品にゆでた青菜を添えたり、ちょっとした工夫で改善は可能です。
肩こり改善には、日々の食生活を見直すことが非常に重要です。食事の選び方ひとつで、肩こりが楽になるだけでなく、体全体の健康も向上します。
6.まとめ
肩こりは単なる「体の痛み」ではなく、食事を含む生活習慣の影響を受けています。あなたの食事を少しだけ見直すことで、肩こり知らずの快適な生活を目指しましょう。肩こりに悩む方は、まず冷蔵庫の中身からチェックしてみてくださいね!
あなたの体は、「あなたが食べたもの」でできています。
今日から少しずつ、肩こり改善のための食生活を意識してみてはいかがですか?
わからない時は、こちらまで😀。
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