「最近、頭がズーンと重くてスッキリしない…肩もパンパンに張ってる気がする。」
「いつもコメカミが痛くなるな…」
「目の奥がズキズキ痛い。」
「とにかく頭痛がきつくて仕方ない…」
こんな経験で悩んでいる人は多いと思います。
実はこの頭痛は、「肩こりが原因」かもしれません。
柔道整復師&スポーツトレーナーのツヨキが、経験を基に「肩こりからくる頭痛」について徹底解説します。さらに対処法もお伝えします。

1. 「肩こりからくる頭痛は、肩と首をゆるめることで改善する!」
多くの肩こりが原因の頭痛は、血流が悪くなることで起こります。
だからこそ、肩や首の筋肉をほぐして血行を良くすれば、頭痛もスッキリします。
2. 理由
なぜ肩こりが頭痛に直結するのか?理由は次の3つです。
① 筋肉の緊張が頭へ影響
肩や首の筋肉が緊張すると、後頭部の神経が圧迫され、ズキズキとした【緊張型頭痛】が起こります。
② 血流不足で酸素が不足
肩や首がこると、頭への血流が滞り酸素不足になります。結果として、【偏頭痛】が起こります。
③ 姿勢の悪さが原因
猫背やストレートネックになると、肩や首に負担がかかりやすくなり、肩こりを通じて頭痛を起こります。
3. 頭痛の種類とプロテクニックマッサージ方
頭痛は大きく分けて3つの種類があります。
① 緊張型頭痛(筋肉のコリが原因)
特徴:
頭全体が締め付けられるような痛み
肩こりや首こりを伴うことが多い
長時間のデスクワークやストレスが原因
原因:
首周辺の筋肉が縮んで血の流れが悪くなることで起こる
長時間のパソコンやスマホを使用すること
肩こり
プロテクニックマッサージ法:
仰向けに寝転がる
首の皮を後ろに引っ張る
首から肩にかけて押す
頭蓋骨の上の筋肉をゆっくり10秒ずつ押す
〈Point〉強く押さずに左右交互に3往復刺激すること
② 偏頭痛(血管の拡張が原因)
特徴:
頭の片側(時に両側)がズキズキと痛む
耳の上あたりが痛い
光や音に敏感になる
吐き気を伴うことも
発作的に起こる
原因:
脳の血管が急に拡がり、周囲の神経を刺激することで起こる
ストレスやホルモンバランス
チョコやワイン
プロテクニックマッサージ法:
仰向けに寝転がる
頭皮を指先10本全部で押す
ゆっくり10秒ずつ押す
〈Point〉強く押さずにふんわりと押す
③ 群発頭痛(目の奥が痛む)
特徴:
目の奥がえぐられるような激痛
一定期間、毎日のように同じ時間帯に痛みが出る
涙や鼻水が出ることも
原因:
頭の血管が拡がり、三叉神経を刺激することで起こる
自律神経の乱れ
アルコールや気圧の変化
プロテクニックマッサージ法:
仰向けに寝転がる
耳の周辺をさする
頭皮を指先10本全部で押す
ゆっくり10秒ずつ押す
〈Point〉時間をかけてゆっくりケアをする
※痛すぎる時は、酸素吸引や病院へ行くこともあります。

4、体験談
頭痛。
ほんとに痛いですよね。私も右側に偏頭痛が出てきます。
施術中に、いきなりズキンときて、ドキンドキンと拍動します。
右の方がいつも凝っていますからね(笑)
なぜなら右手でほとんど押して施術しているからです。
背中をほぐせば、スッキリします。
ただ、この背中の痛み部位は、胆嚢関係のエリア(前回参照)なんで病院へ行かねば。
さて、頭痛に話を戻します。
頭痛が出てきてセルフケアをする場合、自分が第三者になった気持ちで自分を押すといいです。
何言ってますの?
と思われるかもしれませんが、本当なんです。
ゆっくり時間をかけで自分という患者を自分という施術者が治療する感じです。
リアルな話30分くらいかけます。
5、一般的な対処法(肩こり編)
1. 蒸しタオルで首や肩を温める
首や肩に温かいタオルを3〜5分置くだけで、血流が良くなり、頭痛が和らぎます。
2. 首ストレッチ
ゆっくり首を前後左右に倒して、深呼吸しながら10秒キープ。(無理をせず、心地よい範囲で行いましょう)
3. 肩回し運動
両肩を大きく回すだけで、筋肉がほぐれます。1回30秒×2セットがおすすめです。
6.ほぐしても次の日には痛いんですけど…
「マッサージに行っても、またすぐに肩こりと頭痛が戻ってくるんだけど…。」そんな方も多いでしょう。
わかります。
確かに、一度のマッサージでは根本的に解決しないことがあります。でも、日頃からのセルフケアとプロの施術を組み合わせることで、慢性的な頭痛が改善くるでしょう。
7. まとめ
頭痛になったら、まず最初の対応として、首肩周りをほぐしてみましょう。
なぜなら、頭痛の80%が緊張型頭痛です。
なので
「肩こりからくる頭痛は、肩と首をゆるめることで改善する!」
自分でケアできる方法を試しつつ、プロの手も上手に借りて、肩こりからくる辛い頭痛とお別れしましょう!
Comentários